要するに気の持ちよう
女の大厄は数え年33。
それ以外の厄払いは特段しなかったなぁと母。
(子育て真っ只中というのもあったろうけど)
それに対し「ホント色々あるからやっておいた方がいいよ!」と会社の諸先輩方。
数え年自体に諸説あるので、受ける受けないも色々なんだろうけど、大厄後のまた厄シーズンに入るため、私は厄払いしてきた!
気の持ちようなんだよね。
朝早く、晴天の中、両親といつも行く神社へ。
厳かに行われ、お神酒をいただく。
空腹の日本酒はキツい(笑)
破魔矢をくわえた干支の置物(置き物という表現でいいのかは謎)
今年は亥だね。丸さ加減がちょっと可愛い^^
お札と合わせて南か東向に飾るよう取説が書いてあったので、iPhoneのコンパスで確認しながら飾る。(だいぶ慎重)
これも取説に従うか従わないかは本人の自由。
十分な置き場所がない時もあるし、なんだっていい。
一年間よろしくと拝んで、厄除けのお守りは鍵につけた。
かさばるけど、キーケースに入ったのでセーフ。
この日はそれで終わった。
が、しかし!
その翌日。
バスでカバンを忘れるという大失態!
だいたい乗ったバスを間違えたことに気づき、慌ててバスを降りたんだ。
もうこれ失敗その1 、その2。
次にいつも肩にかけるカバンを使っていたけど、この日は友だちの集まりに参加のため肩には保冷バッグ、財布やら普通の持ち物はハンドバックに入れていた。
それで、肩には何かしら下げてたから勘違いしてそのまま降りちゃったんだ。
失敗その3。
だから、バスを降りた私がもっていたのは、
キーケースとスマホとお酒だけ。
ええ、酒かよ…。ビンタイプのものが入ってたからガッチャンガッチャン音がするし、
もう、ホントに情けない…!!!もはや失敗というより失態。
結局、バスの落し物センターに電話すると、やる気のないおにーさんが出て、「あるかもしれないし、ないかもしれないし、誰かが交番に届けたら時間差があるでしょうし」と心が全く休まらない対応。
いや、忘れた私が悪いんです(汗)
でもそれどころじゃなかった!
財布が丸ごと入ってたわけで、悪用されて借金地獄にでもなったらホントにどうしようかと思って、お先真っ暗な気がした。(妄想力は高い)
その時は定期の入ったキーケースもカバンの中だと思っていたので、これがホントの一文無しだと一瞬にして落ち込んだ。
でも、ポケットを探るとキーケースはもっていたことが分かり、とりあえず一安心。
スイカのオートチャージを利用しているため、これはホントに心強かった。
電子マネーのありがたみを知る。
浮き沈みを繰り返し、冷静になって調べたらとっくにバスは終着駅に着いていたので、もう一度バス会社へ電話した。
「カバンらしきものはあったみたいです」
らしきもの?!
どうやったらカバンをカバンじゃないかもと判別するんだろう、と本気で思った。
でも人間とは現金なのもので、カバン(らしきもの)が見つかった後は、「それが自分のものであるか」「中身は無事なんだろうか」とまた別の心配が始まるわけです。
財布には実家の住所が記載したカードもあるので、実家に電話。
「とりあえず待つしかないな」と父。冷静。あなた冷静。
でも、そう、それしかない。
もし違ったら色々ストップすればいい!
ていうかそれしかない。
そう、気の持ちようだ。
キーケースのお守りを握りしめた。
ひとまず家に帰って、亥とお札に祈った。
中身も無事で手元に戻ってきますように…!!!
祈りが通じたのか、「らしきもの」は私のカバンで、中身も全く無事の状態で私の手元に帰ってきた!良かった〜〜〜〜〜〜!!!!
なんて良い国なんだ日本!!!!!!!
実家に再び吉報を連絡すると、母から一言。
「もう斜めがけバッグにしなさい」
チコちゃんがいたら絶対にしかられるやつ。
目が覚めました。
しっかりと生きなくちゃ!
「よくないことが起こっても、マイナスをマイナスに捉えるだけじゃなく、それをどうやって対処しようかとワクワクすることが大事である」
何かの本で読んだ。
良い方に転ぶかどうかは分からないけど、気を確かにもっていくことは大切だね。
明日からまた頑張ろう。